2013年3月31日日曜日

ジュニア選手の朝練習の計画

○睡眠を削ってまで継続しなくてはならない朝練習といううものはあるのだろうか。
  • 計画性のない始業時間前の朝練習の実施は、睡眠不足を助長し、コンディショニングや学業に負の影響を及ぼす可能性が高い。
  • ヒトは眠ることによって効果的に脳を休息させ、睡眠中に記憶を整理するため、実験的に断眠を行うと認知機能低下や精神状態が不安定になるなど症状が出現。
  • 正確性やスキルが求められる運動課題についても断眠による負の影響は大きく、パフォーマンスの低下が認められる。


○睡眠時間の不足分の累積は睡眠負債と呼ばれている。
  • 8時間睡眠が適切である人が日々6時間しか睡眠時間を確保出来ない場合、休日に睡眠時間をより多くとることで睡眠時間を負債を解消しようとしてるが、解消できない場合にはパフォーマンス低下につながる。
  • 休日の起床時間が平日に比べて90分以上遅延してる場合、それは平日に睡眠が不足してるサインと考えてよい。
  • 睡眠時間を延長させると運動パフォーマンスが向上する可能性がある。


○朝練習を計画的に行う。
  • 選手権などの大会が朝から行われ、9時開始の試合などの準備として朝練習を計画的に行うことはコンディショニングを高める上で有用である。
  • 試合が午前中に配置されていることが予め分かってる場合など、体温位置を前進させるために生活スケジュールを早寝早起きへとシフトして行う朝練習は意味があるといえる。



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