2015年2月16日月曜日

3点支持/4点支持スタート

スプリントにおける3点支持・4点支持スタートの解説。


3点支持スタート

スタンス
  • 前足、スタートラインから約40-50cmの位置。
  • 後脚の膝、前足母指球横の地面に着く(elongated stance)。
  • (参考:bunched stance 後足の母指球を前脚踵の位置に置く。参考:medium stance 下記画像)
  • 手の接地(後脚と同側の手)、スタートラインすぐ後ろに、肘を伸ばして地面に着く。(指は開き指先で支えた方が安定)
セット
  • 前足の膝角度、90度
  • 後脚の膝の角度135度
  • 手(前脚側)大腿の辺りか体の後ろ。
  • 体重のほとんどを両脚にのせる。
スタート
  • スタートは両脚から発揮。
  • 前脚で足から頭まで真直ぐになるようにキックする。






 4点支持スタート

上記参考
  • 両腕を肩幅くらい開いて、肘を伸ばして地面に着ける。

3ポイント スタート

・スタート~加速期の前傾+押し出しのトレーニングに良く用いられる支持脚側の腕を上げる方法。

  • スタートラインから1足長後ろの位置に前足を置く、さらに1足長後ろに後足を置く。
  • 前足と反対側の手をスタートラインにセットする。
  • 肩と水平程度に腰を上げる。





スプリント技術に関する問題の解決

腕振り
  • 腕の緊張は、立ったまま脱力したり、腕をスイングする練習。
  • 肩からスイング、いつも腕をリラックス。
前傾
  • 過度の前傾要求はダメ。
  • 前傾とは腰を折ることではない。腰を折って前傾することは正しい技術ではない。
  • 身体は走方向に少しだけ前傾。
  • 前傾は地面に対してなされる点が重要。
  • 前傾は、ただ走る方向への身体重心移動の結果。
接地
  • つま先で走ろうとしてはいけない。パワーが出ず、安定性に欠ける。
  • 体の前方に足を振り出し、引っかくように地面を捕えることは止める。怪我の要因とタイムの悪化。
  • 母指球を使い、地面に対してプッシュする。
  • 踵はどのような距離のランニングでも地面と接地して良い。
オーバースライド
  • オーバースライド最も良くない。
  • 身体重心の前に足を着く事は、速度を減速させるだけ。
  • 地面をプッシュし、身体重心の下に足を着くようにする。
アンダースライド
  • ピッチを早くし過ぎない。
  • その場ランニングの様になり、前に進まない。
  • ストライドとピッチの調和が重要。
緊張
  • スプリントの練習、レース中において、力まかせに走ることはやめる。




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