3点支持スタート
・スタンス
- 前足、スタートラインから約40-50cmの位置。
- 後脚の膝、前足母指球横の地面に着く(elongated stance)。
- (参考:bunched stance 後足の母指球を前脚踵の位置に置く。参考:medium stance 下記画像)
- 手の接地(後脚と同側の手)、スタートラインすぐ後ろに、肘を伸ばして地面に着く。(指は開き指先で支えた方が安定)
・セット
- 前足の膝角度、90度
- 後脚の膝の角度135度
- 手(前脚側)大腿の辺りか体の後ろ。
- 体重のほとんどを両脚にのせる。
・スタート
・上記参考
- 両腕を肩幅くらい開いて、肘を伸ばして地面に着ける。
3ポイント スタート
・スタート~加速期の前傾+押し出しのトレーニングに良く用いられる支持脚側の腕を上げる方法。
- スタートラインから1足長後ろの位置に前足を置く、さらに1足長後ろに後足を置く。
- 前足と反対側の手をスタートラインにセットする。
- 肩と水平程度に腰を上げる。
スプリント技術に関する問題の解決
・腕振り
- 腕の緊張は、立ったまま脱力したり、腕をスイングする練習。
- 肩からスイング、いつも腕をリラックス。
・前傾
- 過度の前傾要求はダメ。
- 前傾とは腰を折ることではない。腰を折って前傾することは正しい技術ではない。
- 身体は走方向に少しだけ前傾。
- 前傾は地面に対してなされる点が重要。
- 前傾は、ただ走る方向への身体重心移動の結果。
・接地
- つま先で走ろうとしてはいけない。パワーが出ず、安定性に欠ける。
- 体の前方に足を振り出し、引っかくように地面を捕えることは止める。怪我の要因とタイムの悪化。
- 母指球を使い、地面に対してプッシュする。
- 踵はどのような距離のランニングでも地面と接地して良い。
・オーバースライド
- オーバースライド最も良くない。
- 身体重心の前に足を着く事は、速度を減速させるだけ。
- 地面をプッシュし、身体重心の下に足を着くようにする。
・アンダースライド
- ピッチを早くし過ぎない。
- その場ランニングの様になり、前に進まない。
- ストライドとピッチの調和が重要。
・緊張
- スプリントの練習、レース中において、力まかせに走ることはやめる。
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