2015年3月22日日曜日

投手のための野球バット・トレーニング

○投手のための野球バット・トレーニング


・投手の傷害予防:肘関節内側の動的安定性を高める野球バットでのトレーニング。


目的
  • 内反トルク筋力の強化により、外反ストレスに対する筋の抵抗力を向上させる。
  • 外反ストレスは肘内側腱障害、内側側副靭帯(UCL)損傷、肘外側圧迫、後内側肘頭インピジメントなどを引き起こす。


1
オーバーヘッド・プロネーション - スピネーション
6-14歳 1/2バット※
15歳以上 1/2-3/4バット 
※15×2セット
20×3セット
2
ニュートラルリスト・ラジアルバットサークル
時計回り
反時計回り
各20×2
3
ニュートラルリスト・ウルナバットサークル
時計回り
反時計回り
各20×2
4
ラジアルバットデビエーション
※15×2セット
25×2セット
5
ウルナバットデビエーション
※15×2セット
25×2セット
6
フルスピネーション・レジステッドバットプロネーション
6-14歳 1/2バット※
15歳以上 1/2バット
※12×1セット
15×2セット
7
ニュートラルリスト・エキセントリックプロネーション
※10×1セット
10×2セット
注意)※は6-14歳のセット回数。


  • 負荷はバットを握る位置で調整。
  • プログラムの最初3週間はバットの中央部を握って行う。
  • コンディションが整い15歳以上は、バットのグリップ部分1/3ほどの部分を握る。


・オーバーヘッド・プロネーション(右) - スピネーション(左)

ニュートラルリスト・ラジアルバットサークル

ニュートラルリスト・ウルナバットサークル

ラジアルバットデビエーション

ウルナバットデビエーション

フルスピネーション・レジステッドバットプロネーション

ニュートラルリスト・エキセントリックプロネーション


( Vol22 Num2 Mar 2015 p32-p38)

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