2016年1月24日日曜日

SSCの増強作用の4つの仮説 & SSC増強作用の各種測定

〇伸張ー短縮サイクル(SSC:stretch-shortening cycle)の増強作用に関しての4つの仮説

○4つの仮説

  1. SSCの増強作用は、筋内の弾性エネルギーの貯蓄、特に直列弾性要素によるもの。
  2. 反動動作は短縮性筋活動の開始前に、筋が最大の筋活動状態に達するまでの時間を提供するだけ。
  3. 活動してる筋の予備伸張中に収縮機能の特性が変化し、その後の短縮性筋活動を増強する。
  4. 反動動作中の筋の予備伸張によって脊髄反射が起こり、短縮性局面の筋活動を増大させるのに役立つ。


〇SSC増強効果の各種測定法

方法
単位
直接比較
CMJの高さ-SJの高さ
CM
PSA
( [ CMJ-SJ ] /SJ)×100
%
EUR
CMJ / SJ
数値
垂直離地速度
△YTO(CMJ)-△VTO(SJ)
%

カウンタームーブメントジャンプ(CMJ)
スクワットジャンプ(SJ)
伸張性利用率(EUR)
予備伸張増強効果(PSA)
離地速度(VTO)



(Vol 22 Num 10 Dec 2015 p67-p75)

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