〇伸張ー短縮サイクル(SSC:stretch-shortening cycle)の増強作用に関しての4つの仮説
○4つの仮説
- SSCの増強作用は、筋内の弾性エネルギーの貯蓄、特に直列弾性要素によるもの。
- 反動動作は短縮性筋活動の開始前に、筋が最大の筋活動状態に達するまでの時間を提供するだけ。
- 活動してる筋の予備伸張中に収縮機能の特性が変化し、その後の短縮性筋活動を増強する。
- 反動動作中の筋の予備伸張によって脊髄反射が起こり、短縮性局面の筋活動を増大させるのに役立つ。
〇SSC増強効果の各種測定法
方法
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式
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単位
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直接比較
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CMJの高さ-SJの高さ
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CM
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PSA
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( [ CMJ-SJ ] /SJ)×100
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%
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EUR
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CMJ / SJ
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数値
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垂直離地速度
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△YTO(CMJ)-△VTO(SJ)
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%
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カウンタームーブメントジャンプ(CMJ)
スクワットジャンプ(SJ)
伸張性利用率(EUR)
予備伸張増強効果(PSA)
離地速度(VTO)
(Vol 22 Num 10 Dec 2015 p67-p75)
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