Velocity-Based Training(VBT : 速度を基準とするトレーニング)
・コンディショニングとストレングストレーニングを兼用することによりトレーニングの総負荷が過剰になり非機能的オーバーリーチング/オーバートレーニングを招く可能性
・非機能的オーバーリーチングに陥ることを避け、適切な負荷を選択するための手段としてVBTが役に立つ
・負荷の平均速度はきわめて安定した指標であり、バーベルの平均拳上速度と%1RMとの間には強い正の相関関係が存在する
・1RMは時間とともに変動する可能性があるが、%1RMと平均速度との関係はきわめて安定している
・VBTのきわめて重要な特徴は、%1RMではなく平均拳上速度を基準とすることによって、毎日適切な負荷を利用できる
e.g.,
1RMが300kgの60%1RMの負荷180kgを0.8m/秒で拳上
数ヶ月後に適応が生じ
0.8m/秒で198kgの負荷を拳上
平均速度と1RMの関係(速度-負荷関係)から
0.8m/秒で拳上できる負荷は60%1RMと考えられ新たな1RMは330kgと推測
○トレーニング期の目標に応じて「昇順」か「降順」かを決定
筋力:高速(低負荷)から低速(高負荷)
パワー:低速(高負荷)から高速(低負荷)
Vol 25 Num 8 Oct 2018 p41-p44
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