2014年3月18日火曜日

スクワットはデッドリフトの代わりになるか?

スクワットデッドリフト
動作パターンが類似していること、同じ筋群が動員されることを理由に、
スクワットは直接デッドリフトの代わりになると示唆している。

(回答)
重い負荷を使ったスクワットとデッドリフトは
運動パターン、筋の動員順序が非常に異なることが明らかになっている。

  • スクワットのキネティックリンクの動作パターンは「同時的(simultaneous)
  • 下肢の関節角度が比較的同じように変化。


  • デッドリフトはキネティックリンク・パターンに従った運動「連続的(sequential)
  • 主要な関節の動きは3段階に分かれる。
  • リフトオフまでの膝の伸展、膝を通過するときの股関節の伸展、ロックアウトまでの膝の伸展。

・スクワットとデッドリフトの間の運動パターンとリフティングの運動力学(バーの位置と握力)の相違により
筋力を生産する要因(筋の動員と選択、筋長ー張力関係、引く動作の筋の角度)が異なり
両リフティングの代替効果はきわめて限定的である。



Mar/2014 Vol.21 Num.2 p65

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