動作パターンが類似していること、同じ筋群が動員されることを理由に、
スクワットは直接デッドリフトの代わりになると示唆している。
(回答)
重い負荷を使ったスクワットとデッドリフトは、
運動パターン、筋の動員順序が非常に異なることが明らかになっている。
- スクワットのキネティックリンクの動作パターンは「同時的(simultaneous)」
- 下肢の関節角度が比較的同じように変化。
- デッドリフトはキネティックリンク・パターンに従った運動「連続的(sequential)」
- 主要な関節の動きは3段階に分かれる。
- リフトオフまでの膝の伸展、膝を通過するときの股関節の伸展、ロックアウトまでの膝の伸展。
・スクワットとデッドリフトの間の運動パターンとリフティングの運動力学(バーの位置と握力)の相違により
筋力を生産する要因(筋の動員と選択、筋長ー張力関係、引く動作の筋の角度)が異なり
両リフティングの代替効果はきわめて限定的である。
Mar/2014 Vol.21 Num.2 p65
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