2015年2月16日月曜日

競技シーズンとピリオダイゼーションにおける期の適応

区分)準備期、第一移行期、試合期、第二移行期。

○競技シーズンとピリオダイゼーションにおける期の適応
 競技シーズン ピリオダイゼーション
 オフシーズン

競技シーズン)
 ・シーズン最後の試合と
翌年のシーズンの最初の6週間前まで。


 ・準備期に当てられ
長期間に及ぶ場合も
(16-24週間)

  ・筋肥大、持久力段階と
基礎筋力段階を2回かそれ以上繰り返す事も

 ・競技により筋力、パワー段階も含まれる
 準備期

(ピリオダイゼーション)
 筋肥大、持久力段階

強度:低から中
50-75%1RM
量:高から中
3-6セット
10-20レップ

 基礎筋力段階

強度:高
80-90%1RM
量:中
3-5セット
4-8レップ



 筋力、パワー段階

強度:高
87-95%1RM
75-90%1RM
量:低
3-5セット
2-5レップ
 1-6週間、
(陸上)
LSD(試合より長い距離)、
低強度プライオメトリックス、
レジスタンストレーニング(RT)



(陸上)
中程度距離インターバルトレーニング
複雑で専門化されたプライオメトリックス、特異的RT・EX種目






(陸上)
インターバル・スピードトレーニングで
試合のペースまで高める。(牽引、抵抗負荷など含む)
プライオメトリックス(スプリント動作模倣)、RT

 プレシーズン ・最初の試合までの期間6週間

 ・通常、(ピリオダイゼーションの)準備期の最終段階と
第一移行期に該当
 第一移行期 プレシーズン

 (筋力、パワー段階)
強度:高
87-95%1RM
75-90%1RM
量:低
3-5セット
2-5レップ
 ・6-8週間、
 ・競技特異的身体トレーニング
ピークコンディションを目指す
 インシーズン ・長期12-16週間以上の場合
試合期を複数回3-4週間のミクロサイクルに分割も
 試合期 ピーキング

強度:極めて高
≧93%1RM
量:極めて低
1-3セット
1-3レップ


 維持

強度:中
80-85%1RM
量:中
2-3セット
6-8レップ
 ・1-3週間に限って
ピークコンディションを置く事が可能

 数週間ー数ヵ月では維持プログラム
 ポストシーズン ・競技結果によっては競技続行も 第二移行期 積極的休養 ・1-4週間 レクリェーション的活動
 (RTは含まなくてもよい)

下記を追記しました。(19/Jan/2014 sun)
○シーズン別技術練習とトレーニングの優先度例

  優先度 優先度 
  技術練習 トレーニング トレーニング目標
 オフシーズン 低 高 筋肥大・筋持久力(初期)、筋力・パワー(後期)
 プレシーズン 中 中 競技および動作特異的なトレーニング
e.g.,競技に対応した筋力、パワー、筋持久力
 インシーズン 高 低 プレシーズンのトレーニング目標の維持
 ポストシーズン 状況に応じて  非特異的エクササイズ

○有酸素性持久力トレーニング (競技シーズンの目的とプログラムデザインの適応)
 競技シーズン  目的 頻度 時間 強度
 オフシーズン 基礎トレーニング 基礎を作る 5-6回/週 長い 低ー中程度
 プレシーズン  有酸素性パフォーマンスに
おいて重要因子の改善
 6-7回/週 長いー中程度 中程度ー高い
 インシーズン 試合 有酸素性パフォーマンスに
おいて重要因子の維持
 5-6回/週
トレーニングと
レース
 短い
(トレーニング)

 レースの距離
 低い( ” )


 高い(レース)
 ポストシーズン 積極的休養 競技シーズンからの回復 3-5回/週 短い 低い
・マクロサイクル、メゾサイクル、ミクロサイクル、非線型、線型や
準備期における一般的身体トレーニング期、競技特異的身体トレーニング期などの詳細は別に書く予定です。

関連ページ:有酸素性持久力トレーニング:インターバルトレーニング適応表:

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