変形性関節症疾患者の運動テスト

○変形性関節症

• レントゲン撮影による所見
• 臨床的症状　・双方に基づいて診察。　　　　　　

○症状

• 痛み
• 硬直
• 炎症
• ROMの減少

※２つの重要な病理学的特徴

１）

・関節軟骨の軟化　　　　

・表面の欠損　　　　　　　

・不規則な薄化

　　　　・徐々に破壊が進行する過程。

　　　　・関節軟骨が完全に破壊

２）

・骨棘形成

・手関節、股関節、膝関節、脊柱

○原因

• 加齢
• 関節の受傷歴
• 関節の奇形
• 起立性障害
• 肥満
• 座りがちな生活習慣
• 職業的要因
• 性別　・原因は不明であるが、発生の危険性を増大させる要因

○運動プログラムの目的設定

• 関節可動域の改善
• 痛み軽減
• 日常生活動作　 ・定期的運動実施で、ストレングス、ROM増大と同時に痛みの軽減、痛みを感じないROM。

○体力テスト

• ACSMガイドライン
• 標準的なヘルススクリーニング　 ・関節症衝撃測定　 ・変形性関節症スクリーニング指標

・日常生活の質を測る特異的測定法

• 関節の痛み
• 可動域
• 運動量
• エネルギーレベル
• 精神状態、etc

・関節炎に特化した質問表

・相関包括的な調査法

SF-36　(Medical Outcomes Study Short Form Health Survey)

○呼吸循環系能力の評価

・トレッドミル、スピード時速5km以下であれば　変形性関節症患者でも十分耐え得る。

・跛行性の痛み、傾斜で痛みを防止、緩和。

○骨格筋系の評価

・関節の症状と不均整の評価

・ストレングスと持久力の測定

○機能の評価

• 50フィート、ウォークテスト　・股関節、膝関節、脊柱などの関節炎患者に適す。
• シット＆スタンドテスト　　　  ・体力のない、身体が弱い患者に対して行う。
• 基本的機能評価テスト　・シートバランステスト・8フィート（2.5m）ウォークスピードテスト・5 レップ＆スタンディングテスト