サッカーのミニゲーム
サッカーのミニゲームを利用して有酸素性能力と無酸素性能力を向上させる方法
○タスク制限を利用して生理学的刺激を与える
- ゲーム形式
- フィールドサイズ
- タスク制限
- ゴールキーパーの有無
- 選手1人当たりのボール接触回数の制限
- 中立選手の参加
- コーチの掛け声
・目標のHRmaxと血中乳酸濃度の数値が超えてしまうのを避けるために1ゲーム当たりのブロック数やレップ数を考慮する。
○有酸素性トレーニング
○短時間の高強度持久系トレーニング
- >90% HRmax でインターバルワークアウトが最も効果的
- 血中乳酸濃度5-8 mmol/ L
- 持続時間2-6分
- レップ数5-8
- 回復時間1-3分 (運動:休息=1:0.5)
- 量10-30分
- ブロック数1-2
- ブロック間の休息5-6分
- 1対1、2対2、3対3
- ボールとの接触制限あり
- ゴールキーパーなし
- フィールドサイズ大 (1対1では15×25m、2対2では20×25m、3対3では18×30m)
- コーチの掛け声あり
○長時間の高強度持久系トレーニング
- 85-90% HRmax
- 血中乳酸濃度3-4 mmol/ L
- 持続時間5-15分
- レップ数4-5
- 回復時間 1-2分
- 量30-40分
- ブロック数1-2
- ブロック間の休息4-5分
- 4対4、5対5、6対6
- ボールとの接触制限なし
- ゴールキーパーあり
- フィールドサイズ中 (4対4では20×30m、5対5では25×35m、6対6では30×40m)
- コーチの掛け声なし
- チームメイトとの連携が必要な活動を増やし戦術的プレーの質を高める事を重視
○無酸素性トレーニング
- >85% HRmax
- 血中乳酸濃度 >8 mmol/ L
- 持続時間30秒-3分
- レップ数4-8
- 回復時間 30秒-3分 (運動:休息=1:1)
- 量4-16分
- ブロック数 2-4ブロック
- ブロック間の休息時間3-5分
- 1対1、2対2
- ボールとの接触制限あり
- ゴールキーパーなし
- フィールドサイズ小 (1対1では5×10mまたは10×15m、2対2では10×15mまたは15×20m)
- コーチの掛け声あり
Vol 23 Num5 Jun 2016p56-p66
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