シャッターメガネ
◌視覚負荷トレーニング
シャッターメガネ「Visionup」
- 液晶シャッターのON・OFFにより、断続的に視界を遮断する
- 周波数を10Hzに設定で、1秒間に10回遮断する。
- 周波数は1-200Hzまで任意に設定できる。
- 子供用も市販されている。
◌使用方法
- 周波数を10Hzに設定で、1秒間に10回遮断されることで自分で10回まばたきをしたのと同じ。
- 野球で飛来するボールは断続的にしか見えない。
- あえて一瞬しか見えないようにすることで、逆に一瞬見えた情報を基に反応することにより、集中させ初動を速めパフォーマンスをアップさせるコンセプト。
◌効果
- 5-10Hzの低い周波数では断続的にしか見えないため、かけている時は非常に見にくい。
- 外した後はボールはゆっくり、はっきり、自分の反応は速く、自分のプレーが正確であると感じる感覚になる。
- 個人差はあるが、この感覚は一過性である。
◌効果
- 普段のボール判断位置で見えるとは限らないので、普段より前の位置で判断せざるを得ない。
- このため判断が速くなり、その分、動作の準備ができ初動が速くなる。
◌メカニズムは不明であるが、憶測より
- 視覚が断続的に遮断されるとき、脳には大きな情報処理の負荷がかかる。
- メガネを外してしばらくの間は、そのまま脳の情報処理が持続するために、負荷のない状態はボールを遅く、はっきり知覚するのではないかと考えられる。
(Vol 24 Num 2 Mar 2017 p8-p9)
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