等尺性コアトレーニングの持続時間
コア(プランクなど)の等尺性収縮の持続時間に関しては若干の注意が必要
- 静的姿勢を長時間持続している間の筋の酸素化(MOx : muscle oxygenation)を調査
- 静的姿勢保持はMOxを低下させ、傷害と疼痛の原因となる疲労因子を増加させる可能性があることを明らかに。
- MOxと腰痛の間には相関関係があると考えられ、したがって等尺性筋活動中のMOxを維持することが肝要である。
- 等尺性姿勢を30秒ホールドすると、腰部伸展筋群のMOxが低下することが明らかにされている。
- 等尺性ホールドを30秒間行った後は、筋を休息させてMOxレベルの十分な回復を図り、最終的に傷害リスクを低減することが推奨される。
- 等尺性エクササイズの漸進法として、単にホールド時間を長くすることは最良の策とはいえない。
- むしろ、エクササイズの難易度を高めること、または短い等尺性ホールドのレップ数を増やすことによる漸進を導入すべき。
(Vol 24 Num 2 Mar 2017 p31)
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