持久力と筋力トレーニングまたは持久力とプライオメトリックス
筋力トレーニングと持久力トレーニング
○干渉作用
筋力と持久力の同時トレーニングを実施した場合には、筋力の向上効果は抑制されるが、持久力パフォーマンスには悪影響が生じない事が明らかになっている。
現在、有酸素性能力(>70ml / kg / minのVO2max)を有するランナーを被験者にした調査した研究は実施されていないので、このレベルのランナーに対して有益な効果をもたらすか否かは不明。
○筋力トレーニング
- 2-3/週
- 下肢のエクササイズ3-8種目
- >85% 1RM
- 3-8レップ
- 3-4セット
プライオメトリックスと持久力トレーニング
○プライオメトリックス
- 2-3/週
- 3-8種目
- 自重負荷
- 5-10レップ
- 3-5セット
干渉作用を避けるため、大量のトレーニング(>週80km)を実施しているランナーは、ランニング量が減る傾向にあるトレーニング期間の最初と最後の4-6週間に筋力トレーニングまたはプライオメトリックストレーニングを組み込むとよい。
(Vol 24 Num 8 Oct 2017 p37-p44)
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